最近、宅配業界の労働環境が問題になっていますね。 原因はネット通販拡大による荷物の増加と、これに拍車をかけている「再配達」。
2割といわれる再配達は、ドライバーへの負担が大きく、 利用者にとっても再配達依頼の手間や受け取りが遅れるなど、いいことはありません。 その解決策として注目されているのが、宅配ボックスです。
簡易なものは数千円で購入できますし、中には自作する人もいるとか。 しかしその見映えは玄関先にはそぐわない…と思われる方も多いでしょう。 そこで、お家に後付けもできる宅配ボックスを見てみましょう。
住設メーカーの宅配ボックス
各メーカーの宅配ボックスは、デザイン性も高く、盗難防止・耐水計など機能的に優れています。 壁に埋め込むタイプで、前入れ/後ろ取出し方式であれば、家の中から荷物を取り出せます。
この他にも様々な製品があり、据え置きタイプや自立ポールタイプ、小壁に取り付けえうタイプなど豊富です。 そんな中で、各メーカーご自慢の機能を紹介しましょう。
LIXIL 便利な「スマホにお知らせ」機能
ホームネットワークシステムにつなげると、スマホなどの携帯端末にお知らせメッセージが届きます。
①荷物を受け取った時
②荷物を取り出した時
Panasonic 自動「押印」機能
あらかじめシヤチハタの印鑑をセットしておけば、宅配業者がボックスに荷物を入れて扉を閉めると、捺印できます。 印鑑の悪用などを防ぐ便利な機能です。
YKK 「大容量」!!
宅配ボックスを活用しましょう
運送会社では宅配時間の見直しや値上げなど、対策が進められています。 また、コンビニ受取も浸透してきましたが、こちらもやはり人手不足を抱え、荷物取次という業務が負担にもなります。 一方、ドローンでの配達や自動運転の配達車両なども検討されていますが、実用化はまだまだ。
便利な宅配ボックスを設置して、みんながハッピーな暮らしを実現しましょう。