大阪北部地震でプールのコンクリートブロック塀が倒れ、女児が犠牲となった事故は記憶に新しいですね。 もしブロック塀をお持ちなら、すぐに安全性をチェック、早めの対処しをお勧めします。
ご参考 → あなたのブロック塀は安全ですか? 今すぐチェック、早期に対処を
とあるイラストが評判に
事故の直後、とあるイラストが評判になりました。
島崎敢(かん)さんが作った、地震時の通学路の危険箇所をチェックできるイラストです。 島崎さんは心理学者で、防災科学技術研究所(略称:NIED)の特別研究員を務められています。
3児の父でもある島崎さんは、子供でも分かるシンプルな資料をネットで探しましたが、なかったので自分で作ったそうです。 地震発生から2日後に自身のツイッターで公開し、大反響になりました。 その後、「瓦屋根編」をはじめ色々なバージョン、色々な言語版も作っています。
島崎さんは、次のようにおっしゃっています。
『丁寧に使用許可申請をしてくださる方がいらっしゃいますが、本当に遠慮なくご自由にお使いくださいね。 このイラストで悲しい出来事が少しでも減ることを願っています。』
お言葉に甘え、紹介させていただきます。 通学や通勤経路のチェックにお役立てください。
PDFはこちら → 通学路の危険チェックイラスト
漢字版を作ってみました
「ひらがな」は、お子様と一緒に見るにはいいのですが、サッと読むにはたどたどしく感じました。 そこで、漢字に変換してみましたのでご覧ください。なお、文言は一切変更していません。
近づかない方が良い壁
瓦が落ちてくる所の見分け方
揺れたらどうなるか想像してみよう
大雨や地震で山が崩れるかも
雷や竜巻は、入道雲で起きるよ
火事も煙も、風下に広がるよ
こういうイラストであれば、お子様が馴染みやすいですね。 家の近くや通学路に「ちかづかないほうがよいかべ」がないか、お話してはいかがでしょうか。